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 PHPのインストール方法 (例:WindowsXP)


PHPのインストーラには、MSI(MicroSoft Installer)形式とZip形式があります。ここでは拡張モジュールが付属したZip版でインストールする方法を紹介します(MSI形式のインストーラには拡張モジュールは付属していませんので、注意してください)。
Zip形式のパッケージにはいわゆる自動インストーラは付属していません。手動で必要なファイルを該当フォルダに移動しなければなりません。

  1. PHPのバイナリコードphp-5.2.0-Win32.zipを入手する
以下のURLから入手可能です。日々バージョンアップされていますので、 その時どきの最新安定版をダウンロードすることをお勧めします。

http://www.php.net/downloads.php

  • 適当なフォルダにファイルを移動後、ファイルを解凍する
  • ダウンロードしたZipファイルを「C:\php」に展開します。展開したフォルダ直下に格納されている「php5ts.dll」と「php*.dll」を除くすべての「*.dll」ファイルをシステムフォルダにコピーします(Windows XPでは「C:\windows\system32」、Windows 2000/NTでは「C:\winnt\system32」、Windows ME/9xでは「C:\windows\system」)。「php5ts.dll」はPHPのコアモジュールで、「*.dll」ファイルは拡張モジュール組み込み時に必要となります。

  • PHPの設定ファイル「php.ini」を作成する
  • 「C:\php」フォルダ直下にある「php.ini-dist」を「php.ini」にリネームして、以下のように編集後、Windowsのホームフォルダに移動します(Windows2000/NTでは「C:\winnt」、WindowsXP/Me/9xでは「C:\windows」)。
    設定ファイルを変更した場合、Apacheの再起動が必要です。

    doc_root = "C:/Program Files/Apache Software Foundation/Apache2.2/htdocs" (Apacheのドキュメントルートを指定)
    extension_dir="c:/php/ext" (拡張モジュールの保存先)
    extension = php_mbstring.dll (マルチバイト関数を有効化)
    extension = php_mysqli.dll (MySQLi関数を有効化)
    include_path=".;c:/php/includes;C:/php/PEAR" (インクルードファイルの検索先)
    output_handler = mb_output_handler (出力ハンドラの設定)
    default_charset = Shift_JIS (出力文字コードの設定)
    mbstring.language = Japanese (デフォルト言語)
    mbstring.internal_encoding = EUC-JP (内部文字コード)
    mbstring.http_input = auto (HTTP入力文字コード)
    mbstring.http_output = SJIS (HTTP出力文字コード)
    mbstring.encoding_translation = On (入力文字コードの変換を無効化)
    mbstring.detect_order = auto (文字コード検出の優先順)
    mbstring.substitute_character = auto (代替文字)
    mbstring.script_encoding=EUC-JP (ソースコードの文字コード)

    注意
    PHP4.2.x以上の環境では、セキュリティ上register_globalsパラメータがoffになっています。
    PHP4.2.x以前の環境で書かれたサンプルは「register_globals=on」の状態でないと動かないものもありますので注意してください。
    尚、セキュリティ上、onの状態は推奨されていないので、実運用上ではスーパーグローバル変数$_POST、$_GETなどに置き換えることを強くお奨めします。

  • Apacheの設定ファイル「httpd.conf」を編集する
  • 「C:\Apache\conf」フォルダ直下にあるhttpd.confを編集します。

    LoadModule php5_module c:/php/php5apache2_2.dll (LoadModuleブロックの最後に追加)
    AddType application/x-httpd-php .php (AddTypeブロックの最後に追加)

  • Apacheを起動(再起動)する
  • スタートメニューから[プログラム]-[Apache httpd Server]-[Control Apache Server]-[Restart]を選択すると再起動が行われます

  • ブラウザからPHPの動作を確認する
  • PHPの動作確認のため、新規ファイルを作成(次のようなコードを記述)し、Apacheのドキュメントフォルダ(ここでは「C:\Program Files\Apache Software Foundation\Apache2.2\htdocs」)に「phpinfo.php」という名前で保存します。

    <?php phpinfo(); ?>

    以下のURLを入力します。

    http://localhost/phpinfo.php

    または

    http://(コンピュータ名またはIPアドレス)/phpinfo.php

    次のような画面が表示されれば成功です。


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