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Power Automate Desktopチュートリアル

Windows10の無償デスクトップ自動化ツール「Power Automate Desktop」で、キーボードによる操作を自動化する

Power Automate Desktopチュートリアル 第15回

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 Power Automate for Desktopは、自動化可能な作業の流れ(フロー)をデザインし、実行するためのソフトウェアです。第14回では、UIオートメーションアクションでマウス操作を自動化するサンプルを説明しました。第15回も引き続きUIオートメーションと加えてキーボード操作のサンプルフローを説明します。

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 [注意] 今回はPower Automate for desktopの作業しているPCにExcelがインストールされていることを前提としています。

はじめに

 前回の方法では、UI要素を抽出する際、細かい部分まで抽出できない場合があります。また、実行時の操作とUI要素の抽出操作は少し異なっているため、直観的にはフローが作成できない難点もあります。そこで、細かいUI操作をフローにするためのもう一つの方法としてレコーダーによる記録があります。

 本稿の前半では、前回のUI要素操作アクションとレコーダーを併用して、UIオートメーションのフローを作成する方法を説明します。

 UI要素を対象とした操作はその時の画面やウィンドウの状態や位置に依存するために、フローデザイン時とフロー実行時の状況の違いによってフローが動かない、または意図しない動きになることがあります。それに比べて、ショートカットキーなどのキーボード操作は、デザイン時と少し異なる状態でも同じように実行できる可能性が高まります。後半では、キーボード操作をするフローを説明します。

 今回使用するExcelブックはサンプルファイルに含まれています。前回のフローの実行結果のファイルになっています。

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この記事の著者

WINGSプロジェクト 飯島 聡(WINGSプロジェクト イイジマ サトシ)

WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS Twitter: @yyamada(公式)、@yyamada/wings(メンバーリスト)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

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