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【2023年版】Android StudioのインストールとAndroidアプリの開発環境構築方法

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 本記事は、Androidアプリ開発に必要な環境構築と、初めてのAndroidアプリの作成方法について解説するものです。『Androidアプリ開発の教科書 第3版』(翔泳社)掲載の内容から、2023年5月時点の最新のAndroid Studioに対応してアップデートしています。

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基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第3版 Java対応 なんちゃって開発者にならないための実践ハンズオン
 

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基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第3版 Java対応
なんちゃって開発者にならないための実践ハンズオン

著者:WINGSプロジェクト 齊藤新三
監修:山田祥寛
発売日:2023年1月24日(火)
定価:3,135円(本体2,850円+税10%)

基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第3版 Kotlin対応 なんちゃって開発者にならないための実践ハンズオン
 

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基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第3版 Kotlin対応
なんちゃって開発者にならないための実践ハンズオン

著者:WINGSプロジェクト 齊藤新三
監修:山田祥寛
発売日:2023年1月24日(火)
定価:3,135円(本体2,850円+税10%)

はじめに

 翔泳社 CodeZine Booksから刊行されている『Androidアプリ開発の教科書 第3版』(Java対応Kotlin対応)の第1章と第2章では、Androidアプリ開発に必要な環境構築と、その環境を利用して画面に「Hello World!」と表示させる、初めてのAndroidアプリの作成方法が掲載されています。

 Androidアプリの開発環境である「Android Studio」はアップデートサイクルが早いため、書籍掲載の内容と、最新の手順とが一部異なるところもあります。本記事では、2023年5月時点での、Androidアプリの開発環境構築方法を紹介します。

対象読者

  • 最新のAndroid Studioに対応した開発環境構築手順が知りたい方
  • これからAndroidアプリ開発を学習する方
  • 『Androidアプリ開発の教科書 第3版』をお持ちの方

開発環境

  • Windows:Microsoft Windows 11(x64)
  • macOS:macOS Ventura(バージョン13.3.1)
  • Android Studio Flamingo | 2022.2.1 Patch 1

Android Studioのインストール

 早速、Android Studio本体をインストールするところから始めていきましょう。

Android Studioのダウンロード

 Android Studioのダウンロードページにアクセスします。図1の画面が表示されるので、ダウンロードボタンをクリックします。

図1: Android Studioのダウンロードページ

図1: Android Studioのダウンロードページ

 図2のライセンス条項のダイアログが表示されるので、スクロールして最下部まで移動します。ライセンスへの同意チェックボックスにチェックを入れ、[ダウンロード]ボタンをクリックします。

図2:ライセンス条項のダイアログ
図2:ライセンス条項のダイアログ

 ダウンロードが開始されます。なお、図1、および、図2はmacOS用の画面になっていますが、Windowsでアクセスした場合は、Windows用の表記になっています。自身のマシンにあった表記になっていることを確認した上でダウンロードを行なってください。もし自身のマシンに合ったダウンロードパッケージが表示されない場合は、ダウンロードページを下にスクロールして表示される図3のページから、該当するリンクをクリックしてください。

図3:ダウンロードオプションのリスト画面
図3:ダウンロードオプションのリスト画面

Mac版Android Studioのインストール

 ダウンロードされたファイルは、「android-studio-####.##.##.##-mac.dmg」(Intel版)、あるいは、「android-studio-####.##.##.##-mac_arm.dmg」(Arm版)というファイル名(#には数字が入る)の通り、dmgファイルとなっているので、ダブルクリックして展開します。図4のウィンドウが表示されます。

図4:展開されたdmgファイル
図4:展開されたdmgファイル

 中の「Android Studio.app」をアプリケーションフォルダにコピーします。コピーが済めば、アプリケーションを起動します。その際、初回は、図5の警告ダイアログが表示されます。[開く]をクリックして起動を続行してください。

図5:ダウンロードされたアプリを起動するかどうかの警告ダイアログ
図5:ダウンロードされたアプリを起動するかどうかの警告ダイアログ

Windows版Android Studioのインストール

 ダウンロードされた「android-studio-####.##.##.##-windows.exe」(#には数字が入る)をダブルクリックしてインストールを開始します。起動時にユーザーアカウント制御確認ダイアログが表示されるので、[はい]をクリックします。図6のAndroid Studio Setup画面が表示されたら、[Next]をクリックします。

図6:Android Studio Setup画面
図6:Android Studio Setup画面

 図7のコンポーネントの選択画面で全てにチェックが入っていることを確認し、[Next]をクリックします。

図7:コンポーネント選択画面
図7:コンポーネント選択画面

 図8の次画面でインストール先パスが表示されます。基本的にデフォルトのままでかまいません。[Next]をクリックします。

図8:インストール先フォルダの確認画面
図8:インストール先フォルダの確認画面

 図9のスタートメニューの設定画面も、特に問題がなければデフォルトのまま[Install]をクリックします。

図9:スタートメニューの設定画面
図9:スタートメニューの設定画面

 図10の画面となり、インストールが開始されます。

図10:インストール中の画面
図10:インストール中の画面

 インストールが完了したら、図11のComplete画面が表示されるので、[Next]をクリックします。

図11:インストールが完了した画面
図11:インストールが完了した画面

 図12の次画面で終了です。「Start Android Studio」にチェックが入っていることを確認して、[Finish]をクリックします。

図12:インストーラ終了画面
図12:インストーラ終了画面

 Android Studioが起動します。

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この記事の著者

WINGSプロジェクト 齊藤 新三(サイトウ シンゾウ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS Twitter: @yyamada(公式)、@yyamada/wings(メンバーリスト) Facebook<個人紹介>WINGSプロジェクト所属のテクニカルライター。Web系製作会社のシステム部門、SI会社を経てフリーランスとして独立。屋号はSarva(サルヴァ)。HAL大阪の非常勤講師を兼務。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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